被せ物・詰め物
銀歯ではなく白い歯にしたい
被せ物や詰め物の色が気になる
詰め物が取れてしまった
このようなことでお悩みではありませんか?
被せ物(クラウン)、詰め物(インレー)は、使用する素材にもさまざまなものがあります。使用する素材やお口の状態によって、見た目の美しさや、数年後の再発リスク(同じところが虫歯になる)、また金属アレルギーの可能性などに差が出ます。当院では、患者さんのお口の状態に合わせ、それぞれの素材によってのメリットデメリットをしっかりとご説明し、さまざまな治療方法をご提案させていただきます。気になることがありましたら、遠慮なくお尋ねください。

被せ物・詰め物選びの4つのポイント

審美性
見た目の美しさで違いがあります。下記の一覧表の★が多いほど透明感のある自然な白さを実現します。
再発リスク
虫歯の再発リスクで違いがあります。一覧表の★が多いほど細菌が付着しにくく二次虫歯などのリスクが低くなります。
安全性
アレルギーなどの安全性で違いがあります。一覧表の★が多いほどアレルギーなどの身体トラブルが少なく、歯肉への色素沈着もありません。
耐変色性
長期間の使用による変色で違いが出ます。一覧表の★が多いほど変色に強くいつまでも美しく保てます。

被せ物

名称 前装冠
【前歯】
FMC(金銀パラジウム合金)
【奥歯】
CAD-CAM冠 メタルボンド オール
セラミック
ジルコニア e-max
写真 前装冠 FMC(金銀パラジウム合金) CAD-CAM冠 メタルボンド オールセラミック
審美性 ★☆☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★★
再発リスク ☆☆☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆
安全性 ★☆☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★
耐変色性 ☆☆☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★
素材 プラスチックと保険適用の金属 銀,パラジウムなどを使った銀合金 プラスチックとレジンの混合素材 金属のフレームにセラミックを焼き付けたもの 100%セラミック 100%ジルコニア 丈夫できれいなセラミック
長所 ・保険治療で安価 ・保険適用で白い歯にできる
・レジンより強度がある
·つやのある自然な質感
·変色しない
·耐久性が高い
・天然歯に近い審美性
・天然歯と同じ硬さなので、咬み合う歯を傷つけない
・前歯にお勧め
·強度がある
·プラークが付きづらい
·金属アレルギーにならない
·透明感のある自然な質感
·適度な硬さで天然歯を傷めない
·金属を使用しないため身体にやさしい
短所 ·変色や着色が目立つ
·歯ぐきが黒ずむことがある
·プラークが付きやすい
·摩耗や破折が起こりやすい
·金属アレルギーの可能性がある
・着色しやすい
・保険適用できる歯に限りがある(大臼歯には不向き)
・歯ぎしりや食いしばりで割れやすい
・金属が見えてしまうことがある
・経年劣化でセラミックが取れる可能性がある
・歯ぎしりで割れる可能性がある ・歯を削る必要がある
・調整や修理が難しい
・自費診療のため高価
・透過性が高いため、元の歯の色に左右される
・自費診療のため高価
費用 約8,000円 約4,000円 約8,500円 約80,000円〜 約95,000円 約100,000円〜 約100,000円前後
保険適用 ⚪︎ × × × ×

詰め物

名称 CR
(コンポジットレジン)
メタルインレー
(金銀パラジウム合金)
ゴールドインレー ダイレクト
ボンディング
ジルコニアインレー
写真 コンポジットレジン メタルインレー ゴールドインレー ダイレクトボンディング ジルコニアインレー
見た目 ★★☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆
再発リスク ☆☆☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★★
安全性 ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★★
耐変色性 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★★
素材 レジン 銀、パラジウムなどを使った銀合金 金合金 ハイブリッドレジン 100%ジルコニア
長所 ·保険治療で安価 ·保険治療で安価 ·適合性、耐久性が高い
·虫歯になりにくい。
·強度が高い
·審美性が高い
·虫歯になりにくい。
·強度が高い
·審美性が高い。
短所 ·強度に劣る
·着色の可能性がある。
·審美性に欠ける
·金属アレルギーの可能性がある。
·審美性に欠ける ·歯ぎしりのある方には不向き ·自費治療のため高価
費用 約1,500円 約2,500円 約35,000円 約10,000〜15,000円 約35,000円
保険適用 ⚪︎ ⚪︎ × × ×

医療費控除について

受診された保険治療費・保険外治療費及び、交通費について、確定申告を行うことで一定の金額の所得控除を受けることができます。詳しくは最寄りの税務署や国税庁ホームページにてご確認ください。
※一部美容を目的とした矯正治療、歯ブラシ・歯磨き粉などの物品購入費は対象となりません。