透明で着脱可能なマウスピース型矯正「インビザライン」
金属アレルギーの心配もありません
1997年、歯科矯正需要が非常に高いアメリカで誕生しました。見た目を気にせず矯正できる画期的な治療方法として広く普及し、現在では全世界で800万人以上が治療する非常に人気の高い矯正方法です。(2020年1月時点)
ワイヤーやブラケットを歯に固定させる矯正とは違い、ひとりひとりの歯型に合わせて作製される取り外しが可能なマウスピース型の矯正装置です。段階的に歯を動かしていき、治療完了まで装置を取り替えながら歯の並びを改善していく矯正方法です。装着していても違和感が少なく、取り外しが自由なため、食事や歯磨きなど日頃の多忙なライフスタイルにも支障がありません。
マウスピース矯正は他にも種類があり、メーカーによって適した症例が異なりますが、インビザラインは比較的幅広い症例に対応することができます。
最新の3Dスキャナー「iTero(アイテロ)」との連動で、より快適に
「iTero(アイテロ)」をインビザラインによる矯正の型取りに使用することで、より精密な型取りが可能になることはもちろん、快適さや安全性が向上し、正確でスピーディーな治療が可能になりました。
治療にかかる料金
インビザライン・ファースト
¥495,000(税込)+調整料なし/1回につき
見えない矯正 インビザライン
非抜歯ケース
一律¥895,000(税込)+調整料なし
抜歯ケース(ハイブリッド治療を含む)
一律¥995,000(税込)+調整料なし
インビザラインのメリット
目立たない
インビザラインのマウスピースは、透明に近く目立たないため、装着していることがほとんど分からず、見た目によるストレスを感じさせません。
取り外しができて衛生的
食事や歯磨きのときは、マウスピースを取り外すことができるため、普段どおりに歯のお手入れができ、口腔衛生を健康な状態に保つことができます。
口腔内トラブルが少ない
ワイヤーやブラケットを使用しないため、口の中の違和感が少なく、矯正装置が外れてしまったり、口腔内を傷つけるなどのトラブルの可能性も少なくなります。
最新3Dスキャナー「iTero(アイテロ)」を導入しています
「iTero(アイテロ)」は、小さなカメラで口腔内をスキャンして歯の型取りを行う最新の3Dスキャナーです。
スキャンデータは瞬時にパソコンに送信され、その場で患者様ご自身の歯並びや噛み合わせなどの現状を客観的にご覧いただくことができます。さらに、治療の進行状況や最終イメージまでのシミュレーションもご覧いただけるので、治療終了後の歯並びをイメージしていただけます。
iTero(アイテロ)による型取りのメリット
精密かつ正確
従来の型取りは、粘土のようなシリコンの練りものを歯にグッと押し当てて外し、歯型を採取する必要がありました。型を口から外すときに力をかけなければならず、わずかな歪みが生じてしまうのはどうしても避けられませんでした。
しかし、iTero(アイテロ)による型取りは、光学スキャナーで瞬時に数万枚もの写真を撮って合成するため、一瞬で正確な歯型データが出来上がります。
採取した歯型はデータとして管理することができるというメリットもあります。
快適さと安全性の向上
従来の型取りは、口を大きく開けて歯型を取り、固まるまで待つ必要があり、嘔吐反射が出たり、型取り用の素材が口に残ったりして苦手な方も多かったのではないでしょうか。
しかし、iTero(アイテロ)による型取りは、上下合わせて1分ほど小さなカメラでスキャンするだけなので快適なうえ、口に残った異物を誤嚥してしまうというリスクもなく安全にご利用いただけます。
マウスピースの制作時間の短縮
従来は、採取した歯型に石膏を流して固めて作った模型を制作所へ送り、そこからマウスピースを制作するため、できあがるまでに時間がかかってしまうというデメリットがありました。しかし、iTero(アイテロ)は歯型をデジタルデータで採取するため、データをインターネットで送信することができます。これにより、従来よりも早くマウスピースが届き、その分早く治療を始めることが可能です。また、スキャンしたデータはその場にあるモニターですぐに確認することができるため、模型の作り直しが必要になることもありません。
歯並びや噛み合わせがその場で確認可能
iTero(アイテロ)で撮影したスキャンデータは瞬時にパソコンに送信され、その場でご自身の歯並びや噛み合わせなどを客観的にご覧いただくことができます。
治療過程や終了時のイメージをシミュレーションが可能
これまでは、矯正治療による治療の進行プランは説明が難しく、どのように歯が動いて歯並びが改善していくかをイメージしていただきにくいものでした。しかし、iTero(アイテロ)では治療の進行状況や最終イメージまで、段階的なシミュレーションもご覧いただけるので、治療開始から終了後の歯の動きを患者さんご自身にも具体的にイメージしていただけるようになりました。
iTero(アイテロ)を使ったインビザライン矯正の流れ
STEP
検査・歯型のスキャニング
虫歯や歯周病などの口腔内の検査を行い、iTero(アイテロ)で口腔内をスキャンして歯の型取りを行います。
STEP
画面で確認、治療シミュレーション
スキャンしたデータがすぐに転送・記録されるため、ご自分の歯並びや噛み合わせのバランスなどをその場でモニター画面で確認していただきながら、おおまかな治療計画、おおよその治療期間などをご説明いたします。
STEP
マウスピースの制作
ドクターによるさらに精密な治療計画の見直し、確認を経て、マウスピースの制作をオンラインで指示します。
STEP
マウスピースの納品、装着開始
個人差はありますが、およそ3〜5週間後にご来院いただき、装着開始となります。
マウスピースは毎日装着(推奨:1日20時間以上)し、段階的に形の異なるマウスピースに交換していくことで、無理のないよう少しずつ歯を動かしていきます。
STEP
定期的な診療
通常の矯正治療は約3~4週に一度の通院となりますが、インビザラインの場合は3〜4ヶ月に一度の通院となります。例えば、マウスピースの使用時間は1日20時間以上を推奨していますが、その使用時間が短い場合や、マウスピースのフィット感が悪い場合などは通院間隔を短くしたり、患者さんのご都合で頻繁な通院が不可能である場合は通院間隔を長くしたりします。
インビザライン・ファーストは、乳歯脱落など歯列の変化が速いため、2~3ヶ月の間隔での通院をおすすめします。
STEP
治療の終了
インビザラインは、治療計画で段階的に使用するマウスピースの枚数が決まります。そのマウスピースの枚数×交換期間=治療期間となります。
症例や治療計画によって異なりますが、軽微な矯正治療の場合は1〜2年、抜歯を伴う場合や広範囲な治療の場合は3〜5年ほどかかる場合があります。
インビザライン・ファーストの治療期間は18か月となります。
治療が終了しても、噛み合わせのクセなどにより、歯に負荷かかり歯並びがまたずれてしまうこともあるため、固定装置の使用が必要な場合もあります。