お口の周りの悪い癖、ありませんか?
口を閉じているつもりでもポカンとあいてしまう(開咬)、鼻ではなく口で呼吸している(口呼吸)、舌を上下の歯の間から出してしまう(舌突出癖)、下唇をかむ(咬唇癖)、など色々なクセがあります。のどや鼻の病気(へんとう肥大やアデノイド肥大、アレルギー性鼻炎、蓄膿症など)が関係していることが多いですが、これらは歯並びや発音へ影響することも多く、お子さんたちと一緒に治していきたい症状の一つです。
当院では、歯並びの治療とともに、舌や唇のクセを治すトレーニング(MFT Myo Functional Therapy)も行っています。
歯並びが乱れる癖や習慣
歯並びが悪くなる原因は、遺伝だけでなく、お口まわりの癖や習慣など環境的な要因も大きな影響を及ぼしています。お子さんの状態をチェックし、気になる点があれば一度受診することをおすすめします。
気になる時は一度ご相談ください。
- いつも口を開けている
- 口呼吸になっている
- 指しゃぶり
- 爪を噛む
- 頰杖をつく
- 咬唇癖=主に下唇を咬む
- 舌突出癖=舌先を前歯の隙間に挟む癖
治療の流れ
STEP
検査
お口の周りの筋肉の状態や癖などを検査します。必要であればレントゲン検査も行います。
STEP
診断
検査結果に基づき、治療計画をご説明いたします。
STEP
トレーニング
MFTのトレーニングテキストを用いて行います。3〜4週間に1回ご来院いただきながら進めます。
STEP
お家でトレーニング
ご自宅でもお渡ししたテキストを元に毎日トレーニングします。
STEP
前回のトレーニングチェック
STEP3、4の流れを繰り返し行います。
【トレーニング期間】約6ヶ月が目安
※個人差があります。
舌のクセを治すトレーニング(MFT)
口腔筋機能療法(MFT)のトレーニングは、いくつかあります。この他にもさまざまなトレーニングがあり患者さんの状態に合わせたプログラムを作成します。
●スポットポジション
●バイトホップ
●ドラッグバック
●スラープスワロー
お家でできるお口のトレーニング(MFT)
お家で簡単にできるトレーニングをご紹介します。お口のトレーニングは、毎日、地道に続けることが大切です。
●ファットタング・スキニータング
●リップトレーサー
●ガーグルストップ