去年のハイビスガス、今年も綺麗に咲いてくれました♪
院長が大切に育てました〜
お花で南国気分♪
今日もことぶき歯科・矯正歯科クリニックは、お花でいっぱいです!
口腔ケアが感染症予防の一助となるお話を前回いたしましたが、在宅介護をしている方等は、なかなか通院が難しいと思います。
そんな時は訪問歯科を利用しましょう!
通院や予約の手間を省くことができ、しかも通院時とほぼ同様の検査やケアを受けることができます。
特に介護度が高い寝たきりの高齢者などの場合、歯科まで通院することが難しくなるので、訪問歯科を利用してプロフェッショナルケアを受けることが大切です。
今日も在宅介護をされているお宅へ訪問してまいりましたので、機械をご紹介→
往診用のユニットです。
これを使えば、歯科医院に来院してやらなくてはいけない虫歯治療や歯石取りなどがお家にいながら可能です(^^)
訪問診療のお問い合わせも受け付けておりますのでお気軽にご相談ください!
次回から口腔ケアのメリットについてお話していきたいと思っております。
近年、口腔ケアの重要性が再認識されつつあります。
口腔ケアとは、口腔の疾病予防、健康保持・増進、リハビリテーションによりQOLの向上を目指した科学であり技術です。
というと難しく感じられますが、簡単に言えば、ただの口の中の清掃だけではなく、食事をしたり健康を保ったりするための幅広い内容を指していう言葉です。
具体的には、検診、口腔清掃、義歯の着脱と手入れ、咀嚼・摂食・嚥下(そしゃく・せっしょく・えんげ)のリハビリ、歯肉・頬部のマッサージ、食事の介護、口臭の除去、口腔乾燥予防などがあります。
(引用:日本口腔ケア学会 2019年6月25日時点)
歯科では、主に虫歯治療や口腔清掃、義歯のお手入れを手助けします!
誤嚥性肺炎という、食べ物が気管に入ってしまい、そこから菌が侵入して肺炎を起こしてしまう病気があります。
咀嚼や嚥下(食べ物を飲み込むこと)をする能力が低下すると、誤嚥性肺炎を起こしやすくなると言われています。
食事後のうがいや歯磨きなどが基本となりますが、高齢者の場合は義歯・口内・舌の清掃なども重要になります。
口内で雑菌が繁殖し、その雑菌が食べ物や唾液と一緒に気道に侵入すると、誤嚥性肺炎を引き起こす恐れも。
また、高齢者は加齢により抵抗力が落ち、歯周病や粘膜疾患にかかりやすいため、日ごろから口腔ケアをしっかりと行う必要があります。
この機会に、お口の中のお手入れ見直してみましょう♪
コロナウイルスの感染予防対策をされている方も多いと思いますが、マスクの装着や手洗などと同じように、お口の中の汚れをきれいにすることも大切だということが報告されております。
ウイルスの感染は、鼻と口と目から起こります。お口が不潔だと、口に入ってきたウイルスが感染しやすくなると言われています。お口を清潔にし、健康に保つことはウイルス感染の水際対策なのです。
お口に住んでいる細菌が出すタンパク分解酵素は、ウイルスが粘膜細胞の中に感染することを促進します。ウイルス感染予防のために、お口の衛生管理を心がけて下さい。特に歯周病菌は強力なタンパク分解酵素をもっています。歯周病にかかっている方には、ご自身での口腔清掃と共に、歯科医院におけるプロフェッショナルケアも大事です。
普段しっかりと歯ブラシができていない方、1年以上歯のクリーニングに行っていない方、仮歯で治療中の方など、歯の周囲にはどんなに歯ブラシで磨いても取れない歯石など細菌が増殖する温床があるかもしれません。
しっかりとクリーニングすることでウイルスが体内に取り込まれにくいようにすることで感染予防の一助となります。
歯石を取る処置などは健康保険の適応になります。
この機会に歯のメンテナンスにお越しになられてはいかがでしょうか?